食の安全へのとりくみ
生産者と組合員の顔が見えるだけの関係ではなく、対話して理解し合うことを大事にしています。利益を追求する商品ではなく、誰がどこでどのように作るものであるかを知り、適正価格で利用することは、持続可能な生産につながります。交流を通して、食の安全を守る活動に取り組んでいます。
産地見学

農産地や加工食品の製造現場を見学します。現地で生産者と思いや課題を共有することで「いつ・どこで・誰がつくっているか」だけではなく、「どんなところで・どんな人が・どんな思いでつくっているか」がわかります。
生産者交流

生産者と組合員は、交流を大切にしています。各支部でもさまざまな生産者を招き、料理講習会や学習会を企画し、交流を通して理解を深めます。
体験田

滝川市江部乙町の生活クラブ米の産地で生産者グループ「とんぼの会」と一緒に交流しながら、田植え、生き物調査、稲刈りを体験します。「農」がより身近になる、家族で参加できる「体験田ツアー」です。
消費材Step Up点検
組合員と提携生産者が話し合い、生活クラブ独自の自主基準を定めています。また、組合員が生産現場を訪問し確認する「Step Up点検」によって安全性のレベルアップを図っています。
プロジェクト活動
毎年1つのテーマを決め、集まった多世代の多様なメンバーで、利用を伸ばすためのアイデアを出し合い活動します。普段は忙しくて活動できない組合員も1ヵ月に1度、楽しく参加できます。
遺伝子組み換え作物・食品に対するとりくみ

日本では、遺伝子組み換え(GM)作物の栽培は禁止されていますが、海外から輸入したGMナタネの自生が確認されています。その実態を毎年調査し、行政への要望にもつなげています。提携生産者には「GMOフリーゾーン宣言」をよびかけています。